国の重要文化財と史跡の位置関係を知ることができます。国の重要文化財に指定されているのは、作業員の昇降のための施設であり万田坑のシンボルである第二竪坑櫓、昇降用ワイヤーを巻上げるための第二竪坑巻揚機室、坑内の排水を行っていた倉庫及びポンプ室、坑内で使うキャップランプの充電室や浴室が残されている安全燈室及び浴室、監視室や更衣室がある事務所、安全祈願を行っていた山ノ神祭祀施設の6施設です。万田坑の敷地内に県境があり、総敷地約20,000平方メートルに対し、約4,000平方メートルが福岡県大牟田市となっています。