英国から輸入したと思われる蒸気で動く「ジャックエンジン」が当時のまま残っています。このジャックエンジンは竪坑掘削(たてこうくっさく)時に出る多量の廃土(はいど)を地上に上げる役目を担っていました。その後、スラセ木や巻揚機のワイヤーロープの取替えなどに使用されました。この巻上げ機の胴体の左右にシリンダーが残り、日本の中でも最も古い蒸気で動く機械と言われています。